シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

知識が広がる「大山街道ふるさと館」へ

取材日 2023年04月23日(日)

納め太刀を表現した案内板

納め太刀を表現した案内板

高津区内沿道の見どころ紹介 

高津区内沿道の見どころ紹介 

外壁工事中(9月22日までの予定)  

外壁工事中(9月22日までの予定)  

  江戸赤坂御門を起点に雨ごいで有名な大山阿夫利神社(神奈川県伊勢原市)へと向かう道を大山街道(矢倉沢往還)という。多摩川を越すと、高津区のほぼ中央を通り、宮前区を抜けて横浜市に入る。
 高津区の高津駅に近い「大山街道ふるさと館」では、この街道や高津地域の歴史・文化について、展示をしている。また、歴史・文化の学びを支援する講座など多様な活動も行っている。

 

江戸時代中期には庶民のブームとなった 「大山詣り」の道は、大山街道として有名になった。参詣の際に太刀を納める習慣が有り、人の背丈より長いものを納める者もいた。江戸時代後期には、駿河のお茶、秦野地方のたばこなど、様々な物資を江戸に運ぶ重要な輸送路として、商人たちで栄えた。 

また高津区の街道沿いには、陶芸家濱田庄司、芸術家岡本太郎、小説家国木田独歩、岡本かの子らの多くの文人のゆかりの碑がある。こうした、様々な交流が生み出されてきた歴史のある街道として、大山街道を散策する折には「大山街道ふるさと館」に立ち寄ることをお勧めする。

なお同館は展示室だけでなく、会議室、イベントホールなど貸出スペースもある。談話スペースもあり学習など自由に使用できる。

  

【参考・企画展のお知らせ】

川崎市大山街道ふるさと館 1階展示室にて 10時~17時 入場無料。
 ■「藤田正俊切り絵展~かわさき私景~」
   429()614()
 ■「ふれあいクラブ高津(高津区老人クラブ連合会) 趣味の作品展」 
6月16日
()~6月18日()
 ■「昔のくらしと道具たち -衣・食・住の移り変わり-」
   川崎市市民ミュージアム主催、川崎市大山街道ふるさと館共催  
   6月24()93()

      【大山街道ふるさと館】https://furusatokan.web5.jp/index.html 

取材同伴者名:大畑潤二
大山街道ふるさと館
石渡一美
シニアリポーターの感想

 二子宿・溝口宿とは、すごく大昔からあるということで興味を持った。まずは「大山ふるさと館」を訪ねて、基本的なことを知りたいと思っている。
散策に疲れたら休憩にも利用でき、飲料水の販売機もある。

訪問者数訪問者数:285
評価数2 拍手
拍手を送る
このページを印刷する
  • 取材リポート一覧へ戻る