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川崎探訪2 多摩で自然と歴史の力を知る 前編

取材日 2023年12月09日(土)

⑴深い森に入り込んだよな錯覚を覚える
⑴深い森に入り込んだよな錯覚を覚える
⑵教科書で見た覚えのある古い時代の農具たち
⑵教科書で見た覚えのある古い時代の農具たち
⑶城址への登り口 小さくてなかなか見つからなかった
⑶城址への登り口 小さくてなかなか見つからなかった
 見どころの多い多摩区を知るため、区役所で紹介された観光ガイドブック「はなもす」に載っている「散策コース」に沿って歩いてみた。「はなもす」にはブロックごとの地図と見どころが紹介されている。()内は写真番号

【A】11月《多摩自然遊歩道&小沢城址めぐり》
    多摩区自然遊歩道は登り道や階段が多くかなりの運動量。⑴  「スズメバチ注意」の看板も随所にあった。
☆農業支援センター 
    農産物の生産技術向上を支える拠点。果樹や花木が栽培されている。管理棟には古い農具などが展示されていた。

☆小沢城址 
    城址への登り口を発見するのが難しく道行く人に尋ねた。小沢城は鎌倉時代に築城され戦国時代に廃城となったと言われる。城址は遺構だけになっている。こちらも急な階段や山道だが、一帯の自然を楽しむことができる。

☆薬師堂 
    1187年建立。県指定無形民俗文化財・市指定重要習俗技芸である「菅の獅子舞」を行う舞台がある。



【B】12月《生田緑地満喫巡り》

生田緑地内のさまざまな見どころを巡った。
☆メタセコイアの林 
    生田緑地東口を入り、中央広場を過ぎて進むと高さ数十メートルはあるメタセコイアの林がある。2億年以上前から生きてきた「生きる化石」といわれる植物だ。巨木の林は圧巻だった。

☆岡本太郎美術館 
    まるで迷路のような館内を進み、太郎独特のエネルギッシュな芸術に出会えば、不思議な世界に入り込んだような気持ちになる。

☆枡形山展望台 
    生田緑地内で最も高い場所にあり、都心までも見渡せる。広場には親子連れが多く、市民の憩いの場所になっていた。

☆川崎市立日本民家園 ⑻ ⑼  
    古民家が各地から集められている。実際に中に入れる家もあり、当時の暮らしを感じることができる。また「白川郷」から移転された合掌造りの古民家に蕎麦処がある。木の床に座布団を敷いて座り、山梨県忍野村の湧き水を使った蕎麦を楽しむことができた。

【A】
よみうりランド⇒農業技術支援センター⇒小沢城址跡ふれあいの森⇒薬師堂
【B】
向ケ丘遊園⇒生田緑地東口⇒岡本太郎美術館⇒枡形山展望台⇒川崎市立日本民家園
⑷薬師堂の入り口階段

⑷薬師堂の入り口階段

⑸異次元の空間に入ったようなメタセコイアの林

⑸異次元の空間に入ったようなメタセコイアの林

  ⑹母・永遠の命を表す「母の塔」

  ⑹母・永遠の命を表す「母の塔」

⑺枡形山展望台 360度を見渡せる

⑺枡形山展望台 360度を見渡せる

⑻民家園本館 展示室がある

⑻民家園本館 展示室がある

⑼川崎市重要記念物 江戸時代の水車

⑼川崎市重要記念物 江戸時代の水車

多摩区
東海林美千代
シニアリポーターの感想

 「遊歩道」という名前で思い浮かべていた道とは全く違う、険しい山道が大変でしたが、その分、忘れられない散策となりました。すれ違う人はスポーツウエアで颯爽としていて体を鍛えるにはよいのだろうと思いました。多摩の自然もボランティアによる手が入り、丁寧に保護されているのを感じられ感銘を受けました。実は生田緑地の薔薇園にもいったのですが、字数の関係で載せられませんでした。
今回使った「はなもす」は2023年度版です。多摩区のサイトに電子版もあり、アーカイブも読むことができます。

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