ここに90本のロウバイ園がある。かぐわしい香りに包まれ、可憐な花びらは7~8分咲きというところ。まだ半数の花木はつぼみを膨らませているところだ。見頃は2月上旬とあるが、昨今の陽気を考慮すると1月下旬が見ごろとなりそう。
この黄色の花には青空がよく似合う。土・日は人出が多いが、ゆったりと鑑賞や撮影ができ、小径でもあるので、平日に出向くのがおすすめ。
園内は博物館本館、歴史的復元建物、✼60種1、100本の梅林、芝生広場のゾーンから成り立っている。これからは梅が咲き誇る。2月1日~3月8日まで梅まつりが開催される。期間中は多種多様なイベントが行われ、土・日の園内は行列ができるほど賑わうそうだ。「どんなに並んでも団子はその場でひとつずつ焼く」とは「✼ハケ上の茶屋」の店員。
✼水戸偕楽園は3,000本100種なので都心としてはかなりの梅林といえる。
✼ハケ上:小高い崖の上側、下側はハケ下
この公園のパンフには「四季のうつろいを感じ、歴史の息吹に触れる~懐かしい府中、ここに再現~」というタイトルがついている。年間を通して様々に楽しめるようになっており、シニアの体力にも優しく、ベンチが多数ありトイレも洋式でウオシュレット付き、細やかに予算が費やされている印象を受けた。
府中市郷土の森博物館 梅まつりイベント問合せ 電話042-368-7921
川崎市からのアクセス
JR南武線分倍河原駅下車⇒改札口を出て右に⇒歩道橋を渡ると「郷土の森バス乗り場」の標識あり。
⇒南側ロータリー武者銅像正面乗り場「郷土の森総合体育館行」に乗車⇒「郷土の森正門前」下車
◇バス時間表(9時台~18時台まで毎時19・49分の2本のみ)駅より徒歩2キロ
1100本の梅林、平たんな散策路
焼きたて団子と梅昆布茶、各100円
品種名札が丁寧に付いている
季節ごとの見所が豊富
歴史的建物復元ゾーン
分倍河原駅バス乗り場
シニア世代にとっては非常に散策しやすい。階段などにはしっかりとした手すりがある。ベンチなどもいたるところにあり、しかも昨夜の雨の後なのに、濡れてもいない。植物には名札がキチンと付いており、園全体のメンテナンスの高さを感じた。園内は梅林がかなりの面積をしめており、まさにこれからの季節が待ち遠しい。