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プチ旅 鎌倉ぼんぼり祭り

取材日 2024年08月09日(金)

     掲示されていたチラシ
     掲示されていたチラシ
   三の鳥居をくぐった橋の上から
   三の鳥居をくぐった橋の上から
 毎年8月の立秋の前日から9日まで、鶴岡八幡宮で開催される夏祭りで、立秋の前日には「夏越祭」、立秋当日には「立秋祭」、9日には源実朝の生誕日の「実朝祭」では文芸に優れた実朝にちなんで短歌会・俳句会の奉納がある。

 夕暮れになると、参道や流鏑馬馬場の両側、舞殿周りに、鎌倉にゆかりのある文化人・著名人が描いた約400点のぼんぼりが点灯し、境内は幻想的な雰囲気に包まれる。

 もともとは、海水浴客に鎌倉の文化に親しんでもらおうと、1938(昭和13)年に鎌倉文士らがつくった「鎌倉ペンクラブ」のメンバーが中心となり、ぼんぼりを並べたのがはじまりとのこと。

※行事行程内容

■夏越祭:86(火曜)15時~

 夏の邪気を祓う神事が源氏池のほとりで行われた後、参道で「茅の輪くぐり」を行い、健康を祈願し、舞殿では巫女により「夏越の舞」が奉納される。

■立秋祭:87(水曜)17時~

 夏の無事を感謝し、実りの秋の訪れを奉告する。

■実朝祭:89(金曜)10時~21時に閉門

 白旗神社にて昭和17年より始められ、源実朝公の誕生日に行うお祭りで短歌会が催される(以上、ぼんぼり祭りHPより) 。
※ 鎌倉ぼんぼり祭り


※実際に歩いた89日最終日の様子

 午後4時から7時までの時間帯歩きだったので「短歌会・俳句会奉納」は見学できなかった。

 400点のぼんぼりは18時半から点灯された。一点一点の蠟燭に火が灯され、そのたびに手描き絵が綺麗に浮きだす。

 多くの著名人により描かれたぼんぼりが立つなかで、点灯される前から一つの絵の前で人だかりがあり、点灯の瞬間からシャッター音が鳴り続いた。ゲームアニメ作者とのこと(ZUN)。

 明るい時間帯では2,3歳位の子ども連れの若い夫婦をそれなりに見かけたが、ぼんぼりに火が灯される頃には雰囲気を楽しむ若いカップルが断然多くなった。年配者は一つ一つ描かれている絵や言葉を丁寧に見ている人を多く見かけた。

※ぼんぼりの写真は、特に人だかりの多かった3点。
        沢木 順:俳優

        沢木 順:俳優

       二階堂 正弘:漫画家

       二階堂 正弘:漫画家

     ZUN:ゲームクリエーター

     ZUN:ゲームクリエーター

神奈川県鎌倉市
三田田鶴子
シニアリポーターの感想

 鎌倉は好きで良く行っていたが「ぼんぼり祭り」へは初めてでした。
 ぼんぼりの点灯は電気が通っていると思っていたら、400個一つ一つ蝋燭に点灯している作業にはビックリ!
 三の鳥居先から本宮への通り左右での「ぼんぼり」数は資料を見ても載っていませんでしたが200本位なのか?……です。
「ZUN」さんを検索してみた。
 ゲームクリエーター・日本のゲーム開発者・プログラマー

残念ながら自分とは違う世界の人。

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