多様なブース
運動機能の測定や血流、血圧の測定など健康維持関係。暮らしの関係として「かわさき てくてく歩き」アプリの推奨、終末の迎え方とその様々な準備、さらには体験として棺桶に入る、認知症になった時に自分の視覚が、どのように変化するかをVRで覗けるなど一喜一憂しながら楽しめるイベントになっていた。また高齢者に参考になる講話も行われ、多くの聴衆を集めていた。
この日のサービスはすべて無料で、各ブースでの資料配布は、日常の健康向上に役立つ。またエンディングノート、はじめての喪主(もしもブック)なども配布されていた。
「地ケアフェア」はこの日だけのイベントだが、新本庁舎前と区役所通り、稲毛公園では今月末日(3月)まで「川崎市屋外公共空間活用実証実験」として「カワサキミーツ・・・オフィスと暮らしがまちに広がる」が実施されている。
▷ カワサキミーツ https://yadokari.net/event/82700/
▷かわさきてく https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000150698.html
※健康寿命寿とは・・・平均寿命から日常生活に制限のない生活ができている年齢を引いた、健康でない年月を指す
川崎市役所新庁舎
認知症になった時の視覚の体験
湯灌(ゆかん)の儀式体験
健康寿命についての講話
屋外にキッチンカーや移動図書室など
市役所新本庁舎には、イベント会場に適したスペースが設定されている。市制100年、人生100年時代とのタイムリーな企画だ。
街も、人生も時間というスパンをどうやり過ごすかを、視覚化しているようで、大いに有意義だった。