ピアニスト岩崎佳子さん
歌手の武下亜登子さん
ザ ボルケーノ
来場者へのメッセージ
主宰のジャズピアニスト岩崎佳子氏は「12年前の東北大震災、その後も相次ぐ自然災害、世界各地の戦争、それらに伴う経済の悪化。未来に不安を抱える今日、音楽で少しでも心を癒し、慰めになるよう願っている」と開会の言葉を述べた。また、この日の純利益は30年間応援してきた「療育相談のでんでん虫」と「リトルパンプキン」に、寄付をすると発表した。
このチャリティーコンサートで演奏するのは3つのバンド
「グルヴィーシンガーズ」は川崎市の溝ノ口で岩崎氏が指導するジャズコーラス団体。 「The Volcano (ボルケーノ)」は川崎市内、福祉法人『なごみ福祉会』の療育相談「でんでん虫」にて、外来療育を利用する青年たちとスタッフで構成されたパーカッションバンド。「武下亜登子&斉藤利志昭」はプロで活躍する演奏家。
そして圧巻はプロの音楽家の演奏
聴衆は、岩崎佳子さんがピアノ演奏するバンドで歌う「武下亜登子さん」の歌唱に魅了される。年齢は公表されていないが後期高齢者ではある。その声は美しく声量もあり、心打たれる。「いつまで歌えるかしら」などと吐露するが、ステップは軽やかユーモアもたっぷり。ワンマンライブの予定もあるとのこと。会場の人々もたくさんの元気をもらった。
終演後の聴衆は、東北被災地へチューリップの球根を寄付するための募金箱に、次々と支援の気持ちを投じていた。
【参考】
ボルケーノ ザ・ボルケーノ~地域の中でいきいきと | かわさき市民活動センター
武下亜登子さん 20190224 武下亜登子 バラ色の人生 | mijikaconcert (hamahtr.wixsite.com)
岩崎佳子さん ピアニスト、作曲家、アレンジャー
グルーヴィー・シンガーズの取材をきっかけに「ハッピーノーツチャリティーコンサート」を知り
武下亜登子さんと岩崎佳子さんの音楽を知りました。このお二人の演奏に惹かれ、今回のライブにも行きました。その芸術性と鍛錬された技術に心酔します。岩崎さんは一世代以上若いですが、亜登子さんとは多分、近い歳です。そのバイタリティーに、勇気と向上心をもらいます。
社会にも貢献する、本当に素晴らしいライブでした。