シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

大規模区画整理~「登戸・遊園ミライノバ」とは

取材日 2023年08月28日(月)

 ☆駅近の空き地。園芸部などが活動
 ☆駅近の空き地。園芸部などが活動
この日空き地に、初出店のピザ屋さん
この日空き地に、初出店のピザ屋さん
  ☆小田急線高架下のキッチンカー
  ☆小田急線高架下のキッチンカー
   多摩区登戸地域では、大規模な区画整理が行われている。1988年の開始から今年で35年になる。道路等の基盤整備完了は2025年度の予定。現在の新たな街は、区画整理、道路整備など、市民目線では完了状態まで進んでいるように見受けられる。
  

 そんな進捗の中、令和3年から「登戸・遊園ミライノバ」が始動している。川崎市と小田急電鉄(株)が覚書締結をして行っているプロジェクトだ。区画整理でうまれた空き地利用を「まちの賑わいを創出するステップへ」との位置付に。目標は区画整理事業完了に向けて、地域住民の手により「自律的な取り組みとなる」ことを目指す。

  

 ミライノバには「ハレの日とイツモの日」と名打ち、分けた活動体制が組まれている。大規模なまちぐるみのイベントは「ハレの日」。祭り(フェスタ)で、今年度は1112日(日)に登戸駅前にて開催予定。7,000人の来場目標がある。 
 
「イツモの日」の取り組みは主に三つ。
1)高架下の活用 イベントスペースとして住民本屋・ストリートパフォーマンス・地元老舗の出張販売などが前例にある。
2)空き地の活用 親子ヨガや、のぼりと園芸部などが活動。空き地に花壇や畑づくりを。近隣の園児たちも観察に訪れたりしている。
3)駅前エリアの活用 キッチンカーの出店。好評により多様な飲食店が増えてている。また新たな取り組みとしてドッグランを整備中。

  

区画整理により、様々な人生模様もあったに違いないが、こうした市の取組みのアフターケアーにより、地元には未来に向けて、明るい展望が見える。また、住民たちの交流や、街に対しての活動、キッチンカーの参入など、近隣地域にも大きな広報になっている。 

  

【参考】のぼりと園芸部に参加するには
 毎週火曜日午前7:40に空き地に集合。
問合せ先044-933-8511
(登戸企画整理事務所)

 

川崎市HPより
   登戸区画整理事業 https://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000021967.html   
登戸・向ヶ丘遊園駅周辺エリアの賑わい創出に向けた「登戸・遊園 ミライノバ」の
取組について
 https://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000130652.html  

掲載写真☆印は区画整理事務所提供

   すっきりと整備された道路。

   すっきりと整備された道路。

  高層ビルの建築ラッシュが続く

  高層ビルの建築ラッシュが続く

  ☆ミライノバオープンミーティング

  ☆ミライノバオープンミーティング

  2022年のハレの日開催チラシ

  2022年のハレの日開催チラシ

 ☆駅前に造園家の植栽ゲリラアート

 ☆駅前に造園家の植栽ゲリラアート

 ☆高架下でぐちゃぐちゃペイント遊び

 ☆高架下でぐちゃぐちゃペイント遊び

登戸区画整理事務所
石渡一美
シニアリポーターの感想

 駅近の一等地に、入れかわり立ち代わりにキッチンカーが、
出入りしていたり、花壇を作り出したりと、それぞれの人々が立ちいっている。このご時世に、おおらかな地主さんがと感心したのがきっかけで取材をした。たまたます地元の友人の情報が私の背中を押した。  

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