「井田共和会第3老人クラブ」の体験イベントで、男性フラを取り上げたところ「老人クラブに入るのは、ちょっとね」と言っていた人が、「こっちの方が抵抗なく参加できる」と段々と仲間が増えていった。2023年度かわさき市民公益活動助成金事業をうけ、「井田カネフラ」は地域の枠を超え広く活動を開始している。

イベントに参加することで、力をつける実践的なレッスン

「井田カネフラ」は、発足後1年足らずで「かわさきハワイアンフェスティバル」、「DAISHIワールドフェス」、「井田神社マルシェ」、「港北フラフェスティバル」など多くのイベントに参加している。まだまだ踊りは未熟なのだが、揃いのアロハシャツをしつらえ、形だけはベテランカネフラダンサー。男性チームとのものめずらしさから、多方面から注目を浴びる存在となっている。

月1回のレッスンでは、「あれ？」「あれっ？」とぎこちないが、本番はバチっと決まるあたり、かなり度胸がついてきているようだ。

地元おやじバンドの生演奏で踊る

2023年7月17日に開催された「井田神社サマーライブ」では、フラの紹介講座で参加。地域のおやじバンドにハワイアン音楽の生演奏を依頼し、揃いの衣装でレパートリーの2曲を披露すると会場は大いに沸いた。他団体からの視察や取材もされていて、関心の高さがうかがわれる。今年は祭などのイベントも各種開催され、「井田カネフラ」にも出演依頼が多く寄せられているそうだ。

年齢に関係なく、いつの間にか仲間になっている

参加のメンバーに聞くと「楽しいから続けている」「イベント後、仲間との飲み食いが楽しい」とのこと。地域での、男性の交友関係を築くとこが難しいと言われている中で、世代に関係なく自然に仲間が増えている。新しいメンバーも募集中とのことだ。

お問い合わせは、井田カネフラ公式アカウントから

https://lin.ee/ex6IH6F