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川崎探訪1 宮前で春を感じる

取材日 2023年04月20日(木)

⑴春待坂 並木は横浜市まで続く
⑴春待坂 並木は横浜市まで続く
⑵森林公園・木の歩道
⑵森林公園・木の歩道
⑶緑が丘霊園の桜
⑶緑が丘霊園の桜
  川崎市は南北に細長く、一般的には南部の重化学工業地帯のイメージが強い。実は北部には自然が多く、全く違った顔を持っている。全ての区を実際に歩いて、川崎をより深く知りたいと考えた。
まずは、サッカーワールドカップで有名となった鷺沼のある宮前区の春を歩いた。※()内は写真番号

【A】3月下旬
☆鷺沼 
  駅から徒歩5分ほどにある「春待坂」の見事な桜並木を歩く。桜は枝を大きく張りながら多摩プラザ方面へ続いていた。「フロンタウンさぎぬま」(かわぽ記事)も見学した。多くの市民に利用されていて活気があった。

【B】4月上旬
☆神奈川県立東高根森林公園 (2,3)  
  入口にある「パークセンター(案内所)」にて地図を貰って歩くと便利。公園内の木の歩道は歩きやすく楽に散策ができる。隣接している川崎市営緑が丘霊園(高津区)で400本以上もある桜も楽しめた。

【C】4月中旬
☆天台宗・等覚院 ⑷
  つつじ寺という別名があるほど多くのつつじがあり、県外からも見学客が来るという。今年は例年より早く、すでに境内一杯につつじが溢れていた。
☆とんもり谷戸(5,6)
  地域の活動によって保護された自然を楽しめる。子供のための畑やホタル観賞のできる川、音楽を楽しむステージなど自然と触れ合える工夫が随所にあり、癒しの場所となっている。
☆向丘出張所
  2023年3月にリノベーションが完成し、ロビーが木質化されていた。大きな窓から日が差して明るく、テーブルや椅子、本など用意されていて地域民と役所を繋ぐ快適な空間である。

【D】6月初旬
☆鷺沼北公園 (8,9)
  鷺沼北公園は梵天山(小さな丘陵)の上にあり、ふもとの土手沿いに紫陽花が植栽されていた。公園からは東京が一望できる。すぐ脇に川崎市上下水道局初の、軽量で強度のあるステンレス製の宮崎配水塔がそびえていた。

  宮前区は自然豊かで、どこを歩いても緑が感じられた。また、それを生かした公園や街づくりなどを積極的に行っていて、住んでみたいと思わせる地区である。

散策行程
【A】東急田園都市線「鷺沼駅」(徒歩)「春待坂」(徒歩)「フロンタウンさぎぬま」
【B】溝の口バスロータリー2番~「森林公園前」下車
【C】溝の口バスロータリー2番~「神木本町」下車 (徒歩) 「等覚院」
「神木不動」乗車(バス) 「初山」下車 (徒歩) とんもり谷戸 (徒歩) 「向丘出張所」
【D】鷺沼駅 (徒歩)「鷺沼北公園」


⑷等覚院(つつじ寺)

⑷等覚院(つつじ寺)

⑸とんもり谷戸・音楽の広場

⑸とんもり谷戸・音楽の広場

⑹とんもり谷戸・じゃがいも学校(畑)

⑹とんもり谷戸・じゃがいも学校(畑)

⑺向丘出張所・木質のロビー

⑺向丘出張所・木質のロビー

⑻鷺沼北公園の紫陽花

⑻鷺沼北公園の紫陽花

⑼宮崎配水塔

⑼宮崎配水塔

取材同伴者名:三田田鶴子
宮前区内の春を感じる場所
東海林美千代
シニアリポーターの感想

川崎区に住んでいると、同じ市内でも北部に行く機会がありません。市民としていつか行ってみたいと思っていましたので、やっと第一歩という感じです。少しでも川崎の良さを知って伝えて、ができるといいなと思っています。
最終日には区内の高速道路にあるNEXCOのコミュニケーションセンターも見学しました。自然たっぷりの中に技術の最先端を見た思いです。

注)散策行程はあくまでもこの日の行程です。溝の口南口バスロータリー3番乗り場からも行くことができます。また、詳しいアクセスは各HPや宮前区のHPなどに案内があります。

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