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「生田緑地ばら苑」 ボランティアがサポート

取材日 2023年05月18日(木)

    ユーロピアーナ
    ユーロピアーナ
    ハニーキャラメル
    ハニーキャラメル

「生田緑地ばら苑」では、春、秋の開花時期に合わせて一般開放され、今春は511日から528日の18日間の予定で開放される。

生田緑地の中に位置し、“市民の庭”また“秘密の花園”とも言われ、苑内には、色彩豊かで種類豊富なバラが咲き誇り、 多くの市民を楽しませてくれる。

 

ばらの魅力 “香り”

5月18日、快晴で汗ばむ真夏日の取材。苑内に入ると、鮮やかな赤いバラが目に入る。

明るい日差しがあふれる苑内は、色とりどりのバラであふれている。少し歩くと、どこからともなく甘い香りが漂ってくる。バラの魅力は色彩や形が豊富な花はもちろん、香りも大きな魅力の一つである。

ここでは、香りを8種類に分類し、それぞれの香りをマークで示したネームプレートを設置している。また、新しいものなど香りが複雑で分類が難しいものには、“良い香り”シールが貼られている。

 

管理は市民ボランティア

ばらの育成や施設内の管理は市民ボランティアの手で行われ、ボランティアの募集もしている。専門講師による指導も受けられ初心者でも安心して活動できる。

“花がら”を摘み取っていたボランティア歴11年の女性が手を止めて話をしてくれた。

「すごく楽しいです。自分の都合に合わせ活動できるので長続きできます。一年中作業がありますが、冬の時期が忙しいですね。年2回の開放時期以外は自分たちだけがこの空間を独り占めにできるのが魅力ですね。」

 

「ばら苑募金」

入場は無料だが、苑内にはばら苑募金箱が設置され、バラの育成・管理の向上、来苑者へのサービスの向上をめざし、「ばら苑募金」を受け付けている。

 

一般情報

 ・開放時期:春と秋の年2回(期間は市政だより、ばら苑ホームページなどで確認)

・アクセス:小田急向ヶ丘遊園駅より徒歩20分 

 ・入場料 :無料   *駐車場¥5002023年秋改定予定)

 

・「生田緑地ばら苑」ホームページ(開苑期間、アクセス、ボランティア情報など)

   http:www.ikuta-rose.jp/

    ヘンリーフォンダ

    ヘンリーフォンダ

     ヨーロッパの庭園風

     ヨーロッパの庭園風

  明るく広々とした苑内

  明るく広々とした苑内

松井 洋一
シニアリポーターの感想


 平日でも来苑者が多く、市内でも有数の人気スポット。
木陰にあるベンチにのんびり座り、まさに別世界のようなばら苑を楽しむのもおすすめだ。バラを介して見知らぬ人との会話もはずむ。
 向ヶ丘遊園駅から歩いてくる途中の川沿いにある「バラ苑アクセスロード」のバラも見逃せない。
 ボランティアの女性が、支給された作業用の手袋を大切そうに見せてくれたのが印象的だった。

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