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第14回シニアライフ講演会

取材日 2022年09月26日(月)

講演会ポスター
講演会ポスター
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子
 川崎市主催「第14回シニアライフ講演会」が多摩市民館にて開催された。企画運営は認定NPO法人かわさき創造プロジェクトが担当した。
当日、講師の都合により、式次が変更となり、プログラム最後の項目から始まった。
8月31日記事参照

プログラム1:「パネルディスカッション」
   「公益法人かわさき市民活動センター」理事長、小倉敬子さんがコーディネーターを務めた。また、パネラーは川崎市で活動している団体から代表者が参加し、活動の紹介や展望などを発表した。初試みとしてステージ上に大きなスクリーンが設置され、参加者の顔がリモート会議さながらに映し出されていた。聴講者にとって発言の様子がよく見えて、理解の手助けになっていた。


プログラム2:「街にシニアの居場所を」基調講演
   「さわやか福祉財団」会長、堀田力さんによる講演。便利な世の中になるにつれ、失われた街の住みやすさを取り戻そうというテーマだった。その活動の中心にシニアの力が役立つのではないかという提案だ。パネルディスカッションの参加団体の活動にも通じるテーマである。

プログラム3:「いつも何かにときめいていよう」
   女優、藤田弓子さんの講演は、自身の半生を、芸能活動で出会った人たち、出来事などを交えて語り、時に笑いを誘いながらの楽しいものだった。「ジジ色ババ色を脱ぎ捨てる」という副題がついていたが、明るい色を着て若い気持ちを保とうというもの。「ときめき」も「明るい色の服」も、シニアをメンタル面から押し上げてくれる。最後に「褒める」「感謝する」「笑顔」の三つの言葉を大切にしようという提言があった。藤田さんと聴講者で笑顔の練習をして賑やかに終演となった。

   全体を通して、ポジティブなエネルギーを感じ、聴講者各自が前向きになれた講演会だったのではないだろうか。「シニアライフ講演会」は、来年も開催予定だ。


                            パネルディスカッション参加団体(敬称略)
「宮前カフェ連絡会 まいcafeみ~や」 代表  川田和子
「川崎市地球温暖化防止活動推進センター」 センター長  庄司佳子
  「NPO法人多摩川エコミュージアム」 代表理事  松井隆一
「認定NPO法人かわさき創造プロジェクト」 江澤雅男


会場前のパネル展示 大勢集まっていた

会場前のパネル展示 大勢集まっていた

KCPのパネル展示の様子

KCPのパネル展示の様子

多摩市民会館大ホール
東海林美千代
シニアリポーターの感想

 シニア講演会は2度目の聴講でした。今回のパネルディスカッションはとても良かったと思います。特にZoomを使って大きな画面を使用したのは、理解の助けになりました。
 藤田弓子さんは、さすが一線で活躍している方らしい明るさとオーラが感じられました。元気をみんなにくれたような気がします。個人的には好きな女優さんなので、参加出来て幸運でした。来年の講演会も楽しみに待ちたいと思います。

☆企画、運営を担当した「認定NOP法人かわさき創造プロジェクト」はこれ以外にも様々な活動をしています。ご興味のある方は、ぜひ一度ホームページをご覧ください。
認定NPO法人かわさき創造プロジェクト⇒https://kawasaki-sozo.net/

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