「防災,減災によるレジリエンス社会の実現へ」と表した防災展が開催された。
災害に見舞われたときに、人はそれぞれの備えを駆使し、命や生活の当面の安全を確保する。一般的に防災訓練や、防災グッズの備えなどは、被災した場合の初期の役立ちのためということになる。
「レジリエンス社会の実現」とは被災後、災害の影響を軽減し、通常な生活や社会の復興を支援、実現させるための能力とされている。そのコンセプトに合わせた品々が多数のブースで紹介、展示されていた。
「充電難民を救う」防災非常用に特化した大容量蓄電池を収納したBOX
このブースに注目した。160㎝くらいの高さのロッカー型のBOXには1067Wの蓄電池と、太陽光パネル、防災用LEDライトとランタンが複数、AEDの収納も可能となっている。
この蓄電池は5Wの給電でスマホ60台が同時に、iPhone XSの場合だと95台を電池残量0→100%にできる。また停電時でも使用した分の充電は、セットに収納されている太陽光パネルで補う仕組みになっている。
このBOXは主に大型施設などにすでに設置され実用化されている。高津区の場合は身近なところで高津市民館に置かれている。常時充電されており、停電時には満充電の状態で自動的に解錠され、暗闇となっても多機能型のLEDライトが力を発揮し、なすべき作業ができる。
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防災非常用電源 BPS(Buck-up Power Station)
被災してからでは後悔する・・・・多機能フィルム
ガラスフィルムの装着によりガラスの飛散が無ければ、より早く安全な生活環境が整う。ガラスフィルム装着は防災と防犯をかねそなえ、日ごろから準備しておくことが望まれる。 https://www.suikohtl.com/seag
※参考
「ペットの防災・守れるのは飼い主だけ!」のリポートに次ぐ第2弾。
近年、全国各地で自然災害が頻発、甚大な被害が発生し「来るかもしれない」の時代ではなくなっている。災害発生のパニックの中、情報を得るための電源、また避難所、住居など、窓ガラスの飛散防止の手当てをしていることで、いち早く元の生活に向かう準備ができる、とこの出展の企業は説いている。
同ブースにて防災フィルムも紹介
泥水も飲料水に非常用浄水器
蓄電池はキャリーバッグでどこへでも~
簡易テントに段ボールトイレ
居住性も考慮、津波シエルターは沈まない。
BPS BOXに常備されている多機能ライト
災害大国の我が国の防災グッズの開発はとてもきめ細かなものにまで至っている。
高層マンション居住者の知人は、驚くほどにしっかりとした準備をしている。大いに学んで取り入れたいと真剣に思った。