*以下はホームページより抜粋
1972年(昭和47年)に港北ニュータウンの開発に伴う事前の発掘調査で存在が明らかになった。
大塚遺跡は高台に作られた縄文時代早期から弥生時代中期に至る複合遺跡。環濠よって囲まれた集落であることが確認され、当時100名程が生活していたと推測される。発見された遺構のうち竪穴住居址7軒を、高床式倉庫1棟を復元している。
歳勝土遺跡は、大塚遺跡の環濠(濠)とその周囲に広がる土塁に近接した一帯から方形周溝墓群(ほうけいしゅうこうぼぐん)とよばれる墓が発見され、年代的にも同時代であることが確かめられ、環濠集落(大塚遺跡)に住んだ人びとの墓地であることが分かった。方形周溝墓5基を復元し保存している。
環濠は2本の濠が台地の縁を地形に沿って全周しており、切れ目なく廻っていることから集落の出入りには木橋が架けられていたと思われる。
1986年(昭和61年)1月31日に国の史跡に指定され、保存整備されている。
遺跡公園内には少し坂を下った所に都筑民家園があり、土器作りなどを体験学習できる工房もある。
江戸時代の民家「旧長沢家住宅」を復元した、母屋と馬屋が並んで建てられている。
芝生広場ではテントを張ったり、レジャーシートを敷いて家族で楽しめる場所もある。
横浜市歴史博物館 電話:045-912-7777 入館料:1,000円
都筑民家園 電話:045-594-1723
遺跡群入口の説明図
正面入り口より奥を見る
竪穴住居
竪穴住居跡の土台
高床式倉庫-柱にある丸い輪はネズミ返し
歴博通りから遺跡広場を背に建っている交通注意像
住んでいる川崎市宮前区から横浜市都筑区へは車で30分ほどで、歴博通りを通って良く行っていたが、ゴリラ像の上にそういう遺跡群があるとは全く気がつきませんでした。
都筑民家園から博物館とは反対方向に向かうと、とても静かな竹林が広がり鳥の囀りが気持ちを癒してくれる。
横浜市歴史博物館屋上から歩道橋を渡り直接行けるようになっている。但し、通行できない時もあります。
横浜市歴史博物館へ申し込みをすると、全ての施設をガイド料無料で案内可能。