横浜の「都会の秘密の花園・イングリッシュガーデン」にてローズフェアが行われている。連日大変にぎわっている。横浜駅西口りそな銀行前から出ている無料シャトルバスにて10分ほどで到着する。
TVKテレビハウジングプラザ内にあり、バスを下車した場所からは全くガーデンの様子はわからない。多数のモデルハウスの間を抜けて、敷地の左奥へと進む。「ヨコハマくらし館」という建物が見えたらそこが「ガーデン」の入口。チケットを買うためにならぶと、もうバラの香りに包まれる。
バラの香りが際立つのは早めの午前中。6月2日まで「早朝プレミアム開園」が行われている。8時開園で、入場料1000円に+500円がかかる。この取材はシャトルバス始発に乗って10時の一般開園に入場した。それでもかぐわしい香りに包まれた。11時頃になると園内は混雑し漂う香りは薄れていた。
バラのトンネルは、これからが見ごろ。園内には1800種、2000株ものバラがあるという。そのバラに合わせた下草の調和、木陰の小径、木製ベンチがそこここに置かれ、腰かけると別世界がある。センスのよい造園が他のバラ園とは格段に違う。足を運んで損はない。完成度の高いガーデニングで、ショップもハイセンス。苗の販売や庭の作業が楽しくなるようなグッズが豊富に揃っている。なお園内には今期限定で令和を記念したロイヤルローズが展示されている。
※世界バラ会連合「優秀庭園賞」受賞ガーデン
【アクセス・バス時間表・開花状況など詳細はこちらから】
横浜イングリッシュガーデン
横浜ローズマルシェ2019 5/11~5/14まで。一部延長あり19日まで。
世界中の品種のバラ苗が勢ぞろいします。10:00~18:00
入場料:季節によって変化する。年間入園料5000円で通年何回でも入場できる。
問い合わせ:045-326-3670
赤い薔薇の小径
これから開花 バラのトンネル
ロイヤルローズ・皇女方の名のバラ
シャクヤク
レースフラワー
花びらの細いチューリップ
一眼レフに三脚を点て撮影に夢中な人達。花の香りに近ずく人、皆熱心に鑑賞している。ベンチに腰掛けるとさわやかな風と緑に包まれる。シャトルバスを降りた場所は豪邸が並ぶ展示場に広い駐車場。「ええっ!」ガーデンの様子は皆無。道しるべもなく、人の後について進む。広い敷地の奥にチケットを買う行列があった。順番を待つ間にバラの香りに包まれる。期待が増すが、園内はその期待以上だった。最盛期はこの後2週間くらいか、ガーデニングフアン必見。