シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

飼育の日のバックヤードツアー

取材日 2017年04月16日(日)

看板動物のレッサーパンダとご対面
看板動物のレッサーパンダとご対面
不思議そうにツアー客を観察ラマの母娘
不思議そうにツアー客を観察ラマの母娘
シマウマの個体識別は、お尻の模様で
シマウマの個体識別は、お尻の模様で

 市内で唯一の動物園、川崎市夢見ヶ崎動物公園で、「飼育の日」が、開催された。

 「飼育の日」とは、2009年日本動物園水族館協会、動物に親しむために4月19日を「し・い・く(419の日」と定めた。

 普段は見ることのできない動物園の裏側を見学するバックヤードツアーに参加した。獣医の案内で、動物病院、調理場、レッサーパンダ舎、シマウマ舎を見学した。参加者は、幼児からシニアまでの先着15名と、ケーブルテレビのイッツコムも同行した。

 

印象深い話

 1、寒い国出身のシセンレッサーパンダ舎は、気温が25度以上になると、冷房を使用する。。涼しい寝室のレッサーパンダと間近でご対面。屋外展示で、熱中症になった動物園もあるとか

 ペンギンのペアは、生涯続くと言われている。無理に離すと相方も体調を崩すため、入院もペアで。

 動物病院では、無影灯付きの手術台やレントゲン室、薬品棚が設置され、独特の消毒臭が漂う。 

 2、展示を控える動物が、鍵付きの旧病院でひっそりと暮らす。

盲目のフサホロホロチョウ・足を切断したペンギン・自分の羽を抜き取るオウム・高圧線に触れたのか、翼を痛めて保護されたオオタカ等。

 

 参加者から「シマウマは縞模様だが、地肌の色は?」の質問に、「地肌は黒色」と答えた。

 

 

 

 動物園の主な年間行事春の動物園まつり・飼育の日・夏休み親子愛護教室・秋の動物園まつりと日吉まつり詳細は川崎市夢見ヶ崎動物公園

 

 

天井の無影灯が、手術を見守る

天井の無影灯が、手術を見守る

調理場。冷蔵庫の扉にエサ配合表

調理場。冷蔵庫の扉にエサ配合表

ラマのエサを見る

ラマのエサを見る

ボランティアの手入れで花も生き生きと

ボランティアの手入れで花も生き生きと

テントの周りに、人が集まりだした

テントの周りに、人が集まりだした

竹馬にチャレンジ!パパ~頑張って

竹馬にチャレンジ!パパ~頑張って

川崎市夢見ヶ崎動物公園
吉川 眞沙美
シニアリポーターの感想

散歩コースの夢見ヶ崎動物公園だが、動物園の裏側は、未知の世界だった。特に展示を控える動物は、側溝で保護したタヌキ。人工哺育で育ったため、人に慣れてしまい、警戒心もなく、野に帰せない。改めて動物園の別の役割を知った。同園が3ヶ月に1度発行する情報誌「ゆめみにゅーす」は、動物園の日常を描いて微笑ましい。


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