シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

あれは日本の青春だった! 岡本太郎

取材日 2016年07月15日(金)

国鉄民営化記念メダル「出発」資料提供
国鉄民営化記念メダル「出発」資料提供
受付には角作 「転がる石」を展示
受付には角作 「転がる石」を展示

岡本太郎と鉄道

岡本太郎は山陽新幹線の岡山駅開業に陶板壁画「躍進」を制作。国鉄が民営化された記念として、公式メダル「出発」をデザインし、新しい時代に挑む鉄道の門出を祝いました。これは発展する山陽ばかりでなく、日本全体の運命を象徴したつもりとも記す。汽車が走り始め線路が次々と敷かれた時代を「汽笛一斉・走り出したSL・あれは日本の青春」と特別な思いで振り返る。(カタログから一部抜粋)

 

 

岡本太郎美術館に鉄道美術館(企画展)が!

  鉄道とは新しい時代を導くがそれへの挑戦としてとらえ作品を作り続けた。絵画のみならずデザインなどで表現。現在も幾つかの駅に展示されている。この魅力ある鉄道をテーマに多くの現代アーティストも制作している。このコラボが鉄道美術館として企画されている。機能から生まれる車両造形・鉄道が織りなす街や自然風景などの絵画・模型・映像がある。

 

現代アーティストと巨大なジオラマ

広い展示室の空間は巨大なジオラマが占める。現代アーティスト作品も観る人を圧倒する。角  文平氏は「転がる石(立体)」を制作・“鉄道が昔と今の風景や人の暮らしを変えるが2本の鉄のレールだけは変わらないから面白い”と話す。受付広場に敷かれたレールの上に角さんの汽車らしきものがごろんと横たわる。

資料には鉄道博物館・川崎・砂子の里資料館他関連した会社等多数の協力を得ている。鉄道ファンには見ごたえのある企画展だ。更に夏休み期間に開催する展覧会としてミニSL乗車体験等楽しいイベントの計画が沢山ある。

 

作品紹介 角 文平氏 転がる石(立体)

市川 平氏  マジカルミキサープロジェクトに よる特殊照明による作品

 

鉄道に関する資料(一部紹介) 歌川広重(浮世絵)
             ・車
両模型・ヘッドマーク(特急さくら)他

 

 

 

会期は7月16日~10月10日  9:30~17:00休館日は月曜日

(祝日は除く)祝日の翌日が休館日(土曜・日曜は除く)川崎市岡本太郎美術館 〒214-0032  川崎市多摩区升形7-1-5

 

                                       044-900-9898

  常設展示室「岡本太郎―主題と文脈」企画展示室「鉄道美術展」

 

 http://www.taroumuseum.jp                      

 
鉄道美術館カタログの中から

鉄道美術館カタログの中から

多くのヘッドマーク

多くのヘッドマーク

懐かしい列車

懐かしい列車

取材同伴者名:石渡 和美
岡本太郎美術館
砂田 紘子
シニアリポーターの感想

 岡本太郎美術館は2回目の取材。訪れるたびに新鮮な何かを感じる。企画展は新作に圧倒された。もう一度見に行きたいと思う。いつも使っている南武線も誕生して90周年を迎え、演劇の発表もあるとか、私にとっても、鉄道年になりそう!

訪問者数訪問者数:2842
評価数11 拍手
拍手を送る
このページを印刷する
  • 取材リポート一覧へ戻る