シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

FM大師 コミュニティー放送局の役割

取材日 2025年03月06日(木)

商店街に面したガラス張りのスタジオ
商店街に面したガラス張りのスタジオ
おしゃべりもミキサーもパーソナリティーが担当する
おしゃべりもミキサーもパーソナリティーが担当する
Club DA!SH! MAGAZINE 年4回 各1万部発行する
Club DA!SH! MAGAZINE 年4回 各1万部発行する
   昨年9月、川崎大師近くにコミュニティー放送局「FM大師」が開局した。地元のFM局とはどういうものだろうか。局長の須山成美さんに話を聞いた。
  京急大師線・東門前駅から徒歩3分。小さな商店が並ぶ通りにFM大師スタジオがある。放送時間は毎日朝9時から夕方6時までだ。13名のパーソナリティーが、大師地区や川崎区を中心に、ニュースやイベント案内などを届けている。

地元との繋がり
   FM大師には「Club DA!SH!(クラブダッシュ)」という会員組織がある。中学生以上なら誰でも無料で参加できる。会員カードの提示で「Club DA!SH!」加盟店のオリジナル特典を受けたり、抽選で景品が当たったりとお得なクラブだ。加盟店は川崎区を中心に70件近くあり、ラジオで店の情報が放送される。また地元情報満載の冊子「Club DA!SH! MAGAZINE」にも紹介文が記載されている。
  FM大師のパーソナリティーは、取材、原稿作成、放送だけでなく、CMナレーターや営業など何でもこなすオールラウンドプレーヤーだ。時にはスタジオを出て町のリポートを生放送している。また地元のラジオ局として小学校の「社会科見学」を受け付けたり、市のイベントでサテライト放送をしたりと、FM大師は地元との繋がりを大切にしている。

災害時におけるラジオの役割
   認定介護福祉士の資格を持つ須山局長は、大きな災害時にボランティアとして活動している。現地では地域事情に沿った情報を、早く正確に伝えることの重要性を痛感したという。「ツールとしてラジオの役割は大きいのではないか」 その思いからFM大師を開局した。
   ラジオから身近な町の話題が流れることで地元住民に親しみを感じてもらう。そして緊急時における情報ツールとしての信頼に繋げることが大事だと局長は話す。正しい情報を得るためにFM大師は役所、警察、消防と連携しているそうだ。
   
  「 地元との結びつきを大切にすることで信頼を得て、緊急時に役立つ情報手段となる」須山局長の目指すFM大師の姿である。


☆FM大師の聞き方☆ 
   ①ラジオ放送94.9mHz 
       放送エリア(川崎市川崎区 幸区  東京都大田区  横浜市鶴見区など)
   ②「FMプラプラ」インターネット配信プラットフォーム
        スマホアプリがある。ネット環境があれば海外でも聞くことができる。

☆募集中☆
   ①全国都市緑化かわさきフェアにて富士見公園会場からサテライト放送を行う
       会場内情報のリポーター(ボランティア)募集中  3月22日~4月13日
   ②加盟店(商店 企業 事業所など)募集中
   ③パーソナリティー募集中 応募締め切り4月16日
FM大師東門前スタジオ
東海林美千代
シニアリポーターの感想

 FM大師を聞いているとよく知る町の情景が目に浮かんできます。不思議な感覚ですがとても楽しいのです。もう一つの密かな楽しみはおしゃべりの合間に流れる音楽です。すごく古い曲やクラシック、演歌にロック。予測不能な選曲に一人で驚いたり笑ったりしています。 
 先日、NHKの朝の番組「小さな旅」で川崎大師が取り上げられ、FM大師も紹介されました。遠くの方から「見たよ」の連絡があったそうです。いい広報になったと思います。
 FM大師が目指す「災害時の役割」は大事です。また「FMプラプラ」で世界中どことでも繋がれます。FM大師は川崎を世界に広く知ってもらうツールにもなるかもしれません。