シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

多様性こそが可能性 これからの100年

取材日 2024年07月01日(月)

      式典会場のロビー
      式典会場のロビー
  市長式辞 「多様性は可能性」
  市長式辞 「多様性は可能性」
520人の大演奏、白のお揃いは合唱団
520人の大演奏、白のお揃いは合唱団

 令和67月1日、川崎市は市制100周年を迎えた。当市は大正13年に2町1村が合併し人口5万人からスタート。現在7区155万人の大都市に成長した。
 この歴史的な節目を市民とともに祝い喜びを分かち合うため、昨年度より数々のイベントが行われてきた。

 

「ブルーインパレス飛躍祭」
 629日午後2時ごろ轟音と共に6機編隊でブルーインパレスが我が家の上空に現れた。東京方面から横浜緑区方面にサーッと消え、次は宮前区方面からやってきた。編隊を変えながら、およそ30分は周回していた。その美しさと迫力に、しばし胸の高鳴りが消えなかった。
※「川崎ブルーインパレス飛躍祭」で検索、多数の映像が見られます。
参考画像 2024年6月29 ブルーインパルス川崎 (youtube.com)

 

「ジュピターが発車音に」JR武蔵溝ノ口駅
 71日 4:42 2番線登戸行き始発から、発車メロディーが平原綾香さん編曲の「ジュピター」に変更された。これも市制100周年、高津区が行った記念行事だ。午前10:00から改札口前の特設ステージにて祝典が始まり、平原氏の登壇に会場は沸き返った。ミニライブもあり、駅のデッキは開設以来の大群衆となった。 

 電車を利用してみると、電子音の発車メロディーが多い中、彼女のサクソフォーン演奏が流れ、乗降客が「あれっ?」と声をもらしていた。各ホームで曲が違うので是非聞き分けを。  

川崎市主催の記念式典
 1日の市制記念日、午後2時より「ミューザ川崎シンフォニーホール」にて行われた。オープニングのパイプオルガン演奏から秋山和慶指揮の大演奏で終わった式典は、音楽の街にふさわしいプログラムだった。

 市のブランドイメージ「カラー、フユーチャー!いろいろあって、未来」、多様性は可能性と福田市長の式辞のあと、来賓祝辞、国家・市歌斉唱、市政功労賞等贈呈と続いた。締めくくりは「川崎市市制100周年記念オーケストラ・合唱による記念演奏」。8歳から80歳代と多様な年齢層が参加した混声合唱も圧巻だった。「市制100周年記念映像」の上映が終えると会場からは拍手が沸き起こった。川崎市市制100周年記念映像 (youtube.com)

【参考】
市主催の記念式典には市民参加の席も用意されたが、応募抽選で倍率は10倍強。記念演奏出演者は総勢520名。東京交響楽団・洗足音大・昭和音大・アマチュアオーケストラ。コーラスは川崎市合唱連盟加盟団体と市民応募者。

 


    平原綾香さん一日駅長

    平原綾香さん一日駅長

    駅長、区長、洗足音大学長と

    駅長、区長、洗足音大学長と

    2曲フルコーラスでミニライブ

    2曲フルコーラスでミニライブ

取材同伴者名:三田田鶴子
JR武蔵溝ノ口駅改札前 と ミューザ川崎シンフォニーホール
石渡一美
シニアリポーターの感想

 私は団塊世代です。20代はよく旅行しましたが「どちらから?」「川崎です」と言ってわかる人は少なく、説明が面倒なので「東京」と言ったものです。知る人でも、空気の悪い川崎(この頃の発展が今につながる)・・・。今は違いますね。フロンターレ、ブレイクダンス、音楽大学、著名人の出身地、きれいな多摩川などなど~。これからの100年を生きる人は「いいところのご出身ですね」となりますね。