シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

YOKOHAMA AIR CABIN に乗って

取材日 2022年06月02日(木)

みなとみらいを背に浮かぶCABIN
みなとみらいを背に浮かぶCABIN
近未来なフォルムにワクワクする
近未来なフォルムにワクワクする
  021年4月に開業した世界最先端の都市型循環式ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」。話題のキャビンを体験しようと、みなとみらいに出かけた。

  JR桜木町駅南口改札からでて、みなとみらい方面に行くと、すぐ目の前に「YOKOHAMA AIR CABIN」の「桜木町駅」がある。ロープウエィはここから赤レンガ倉庫近くの「運河パーク駅」まで運航している。所要時間5分の短い空の旅だ。

快適なキャビン
  「YOKOHAMA AIR CABIN」は駅舎、車両ともにバリアフリーだ。ホームとの間に段差はなく、座席を跳ね上げて畳めば、ベビーカーや車椅子での乗車も可能だ。またチケット売り場には筆談ボードが用意されているそうだ。各所にサポート職員もいて、障害のある方や、高齢者も安心して乗ることができる。
  乗車してすぐに冷房が効いているのに気づいた。換気システムやエアコン完備ということだ。また、車両は8人乗りだが、現在は相乗りはしておらず、友達や家族同士で1台の車両に乗ることができる。

港を楽しむ
  キャビンが出発するとすぐに、目の前にみなとみらいの高層ビルや大観覧車など、お馴染みの景色が広がる。また眼下には海を渡る遊歩道「汽車道」が伸びていて、多くの人が行きかっていた。往路はロープウェイで、復路は徒歩で移動するのもいいだろう。キャビンのチケットには大観覧車「コスモクロック21」とのセット券もあり、お得に両方を楽しむことができる。

  「運河パーク駅」でキャビンを降り、紫陽花の咲く新港中央広場を通り抜け、赤レンガ倉庫や大さん橋へと、たっぷり散歩を楽しむことができた。


YOKOHAMA AIR CABIN 公式サイト  
                                     料金一覧表  アクセス



ホームと車両に段差がなく乗りやすい

ホームと車両に段差がなく乗りやすい

新港中央広場 向こうは赤レンガ倉庫

新港中央広場 向こうは赤レンガ倉庫

大さん橋に停泊中の「飛鳥Ⅱ」

大さん橋に停泊中の「飛鳥Ⅱ」

みなとみらい
東海林美千代
シニアリポーターの感想

 乗車時間5分で1000円という高値に驚いたのですが、実際に乗ってみると、確かに上空からの港の景色は目を見張るものがあり、料金を忘れて楽しめました。これから、観光客がまた増えて、横浜の新しい観光拠点として期待できるでしょう。一点、キャビンはドア側からは外が見づらい構造なので、海側の写真を撮るには運河パーク駅から桜木町駅方向に乗る方がいいと思います。
 この日は、偶然、大さん橋に「飛鳥Ⅱ」が停泊中で、初めて見る大型客船に興奮しました。またウエディングフォトを撮影している新婚さんもいて、思いがけず幸せな気分になれました。
 赤レンガ倉庫辺りの散策でたっぷり運動もでき、ちょっとしたリフレッシュにお勧めのルートだと思います。