カンボジアの小学校に井戸を寄贈したい思いから
グループ「かそけしF」代表の関戸昭子さんは、2005年カンボジアを訪問した時、子どもたちが売り子や水汲みをしていて学校にも行けない実情を目にし、「身の丈にあったボランティアは何か(みのたけプチボラ)」を考えた。
そこで「かそけしF」と名付けて、手作り服でファッションショーをやりながら、手作りの洋服・雑貨の販売、要らなくなった葉書・切手を寄付して貰い、それら全ての収益で井戸寄贈することを考え、事務局4名とボランティアスタッフ十数名と共に活動をしている。
関戸さんのモットー:「全て手作り品」で「身の丈」にあった「同窓会」気分で。
受付けで参加協力費として999円払うが、それは材料費も無償提供の手作りランチ代として。代金も寄付になる。
※かそけし=かすかな、F=ファッションショー。
イベントは2006年の第1回目から11回目まで個人宅で、12回目以降琴平神社で開催。
2019年には5基目がコンポンスプー県アンロムトーン小学校へ寄贈された。
第6基目も、小学校は未定だが寄贈出来そうという結果がでた。
イベント会場では
9時開場とともに、手作り品の買い物タイムから始まり、三線(さんしん)演奏、バイオリン伴奏で皆と合唱、ハープ演奏、太極拳、キーボード演奏と進み、キーボードのBGMでメインのファッションショーが始まった。
ショーが終わって、別部屋テーブルにある手作り料理でランチタイムに移っていった。
イベント参加者は、40~80代の男女で77名+ボランティアスタッフ。
★会場は武州柿生琴平神社 http://www.kotohirajinja.com/
◎次回は第16回目 2020年10月3日(土) 予定
「みのたけプチボラかそけしF」ロゴマーク缶バッジ
イベント会場入り口 右奥は販売会場、左側はランチ会場
琴平神社大鳥居をバックにしたイベント会場(三線演奏)
見学者も参加しての太極拳
ファッションショーの二組(写真は合成してある)
全て手作りのランチ 奥の方には汁物と飲み物
関戸昭子さん(60代の方)は、2年半前まで琴平神社近くに住んでいましたが、現在は秋田県・にかほ市に引っ越されて、秋田でもこのイベントをやりたいと話されていました。小学校に拘っているのは学校の先生経験からかな、と思いました。
おおらかで人を惹きつけるお人柄で、スタッフの皆さんも気軽に動かれていた。秋田から3名の方が来ていたようです。
イベント会場では、皆さん1年ぶりの再会を楽しみにしていた想いが全身に溢れでて、笑顔がとても素敵です。
手作り品も、この日に思いを馳せながら作られていたのかな…と想像しました。
ファッションショーでは、購入したばかりの着物リメイクの洋服を披露した人も。
ランチ、種類が豊富で色々な味が味わえたのと、作り手の想いも感じられて、レストランでは味わえない美味しさでした。