地域市民が企画運営委員となって作り上げる、遊びを介した多世代交流イベント「夏休み子どもあそびランド」が盛況に行われた。
企画委員長・三村嶺夫さんは“地域で物づくりの達人と呼ばれるシニア世代が、次世代との交流を願って2002年から始まった”と話していた。
達人たちはそれぞれのイベント毎に緑の腕輪を付けているので、子どもたちも声をかけやすい。遊びの用具はシニア世代の手作りが多い。
参加型あそびイベント
氷あそび、フリフリダンシング、合気道、パネルシアター、マジック教室、お料理体験、ゲームの館、スイカの的あて、など
こおり大作戦と銘打った、こおりの山で自由に遊べる真夏ならではの広場が大人気。
将棋は藤井聡太四段の影響がここにも。タブレットでしかやったことがない小4男子が達人と対局して勝ち、対局の楽しみが味わえたとのこと。
手作りイベント
缶バッジ、紙すき、シュロバッタ、指編み物、バルーン、きょうりゅうの卵、万華鏡、など
昔の遊びコーナー
シニア世代が子どもの頃遊んでいた、メンコ・ベーゴマ・おはじき・お手玉など、遊び方を教えながら一緒に楽しんでいた。
ホールイベント:5つのグループ発表
ゲームの館、多種の遊びができる
布ボールが張り付くサッカー
工作大好き、みな真剣だ
シュロの葉で本物そっくりのバッタ作り
きょうりゅうの卵。石膏が固まり風船を割っているところ
もったいないひろば。古い着物・洋服でコスプレ風に
市民館館長・吉越厚善さんの挨拶のあと、企画担当者の“頑張るぞー! イェーイ!”の掛け声で始まり、その心意気に圧倒された。
取材のきっかけは、市民館で“子どもの笑顔と地域をつなぐ”の講座後、子どもあそびランドに「チーム・もったいない」として参加することだった。
絵本の読み聞かせと、空箱・段ボールなどを持ち寄り、自由に工作してもらったり、古い着物と帯・洋服でコスプレ風をやってあげた。子どもの親たちが嬉しそうにカメラでパチリ!
いろいろな年代の人たちが、楽しんでいる様子をみているだけでも嬉しくなる。
各イベントを、細かく紹介できないのが残念。