シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

予約無し!あの迎賓館に行ってきた~ (赤坂離宮見学日誌)

取材日 2016年10月17日(月)

彩鸞の間「鸞」と呼ばれる架空の鳥の     浮彫がある。写真はパンフレットより。
彩鸞の間「鸞」と呼ばれる架空の鳥の     浮彫がある。写真はパンフレットより。
館のシンボル「鸞(らん)」
館のシンボル「鸞(らん)」
どしゃ降りの中、我慢、辛抱。
どしゃ降りの中、我慢、辛抱。
  シニアの活動団体「NPO法人かわさき創造プロジェクト」の会員相互の交流会で「迎賓館見学」が企画された。

事前準備:公開日の確認。団体(20名以上)見学の抽選に申し込むも外れる。
予約無し見学会決行:午前10:00 JR四ツ谷駅赤坂口に集合。改札口がわかりづらく集合にもたつく。駅から5分ほどの現地前広場に到着したのは10:20。
迎賓館正門の前の広場:大勢の人の山。何処に並ぶのか迷ってタイムロス。予約なしの見学者は道路を渡り、迎賓館の白塗り鉄格子に沿って並ぶ。長蛇の列に付くと整理券が渡される。必ず一人一枚。すでに1800番台中ほど。この後は呼び出しの拡声があるまで自由行動可。私たち10名は前庭見学(無料)をすることにして、手荷物検査の順を待つ。そこを通過できたのは11時過ぎ。係に整理番号を見せる。まだ内覧には2時間くらい要すということで、昼食を済ませることにした。
入館呼び出し:12:30 昼食を済ませて正門前の広場に到着。ほどなく1800番台とよばれ西門に向い行列すること30分。さらに手荷物検査を通過してチケット販売機に着くまで20分ほどかかった。
やっと入館:そこは別世界。正面玄関から伸びる階段ホールの他に、4室の見学ができる。すべて2階部分。中庭を見ようと廊下のカーテンに触れ、叱られる。疲れて廊下の壁にもたれるなどもってのほか。触れていいのは階段の手すりだけ。どこからでも警備の目・目・目。
結果:仲間がいれば待ち時間も楽しめる。大病院で待たされるが如く、一日がかりの要覚悟。個人の場合は根気よく予約を取るのがおすすめ。あるいは9時頃から正門前に並ぶという手もある。
ここまできたら、あと少し・・・・

ここまできたら、あと少し・・・・

バスツアーの団体が次々と到着。

バスツアーの団体が次々と到着。

おしゃれなカフェも雨天でベンチも濡れる

おしゃれなカフェも雨天でベンチも濡れる

秋雨にも色鮮やかな花壇

秋雨にも色鮮やかな花壇

空港並みの手荷物検査

空港並みの手荷物検査

厳しいチェックも忘れる見事な主庭の噴水

厳しいチェックも忘れる見事な主庭の噴水

迎賓館=赤坂離宮 JR四谷駅赤坂口より徒歩5分
石渡一美
シニアリポーターの感想

数度の事前予約など、幹事さんにはお世話になりました。結果抽選には外れたようでしたが、予定通り実施したかいがありました。機会を作り、一度は見学されるといいでしょう。気持ちと目の保養になりました。外見から予測するより、中は広大ではありませんが、上質を観た感は十分にあります。長い一日でしたが快い疲れでした。