シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

エコちゃんずと3Dを学ぼう

取材日 2013年08月17日(土)

ろじぃちゃんとのみぃちゃん
ろじぃちゃんとのみぃちゃん
フォトフレームの工作をする子どもたち
フォトフレームの工作をする子どもたち
 エコちゃんずとは、カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略(CCかわさき)のイメージキャラクターで、エコロジーとエコノミーの心が共鳴して生まれた。左側の子がろじぃちゃんで右側の子がのみぃちゃん、二人揃って東芝の科学館で行なわれている第3回サイエンスフェスタに来てくれるって聞いたので会いに行って見た。その催しは、8月16日と17日の二日間に渡って行なわれた。子どもたちの夏休みに毎年行なわれているサイエンスフェスタで、今年で3回目になる。エコちゃんずは、二日目に私たちの身の回りにある資源ごみを使って作る3Dフォトフレームをいっしょに作るのと、エコちゃんずと一緒に写真を撮ろうのコーナにも出るという。

3Dフォトフレームを作る会場では、当日に6回行なわれる度に、先着順で並んだ36名の子どもたちが、テーブルの上の材料を前に、今か今かと待ち焦がれていた。工作の前にかわさきエコ暮らし未来館の橋本さんの3Rのお話、(1)リデュースは、ゴミを減らす、例えば、スーパーでレジ袋を貰わない、給食で残さず食べる、(2)リユースは、繰り返し使うこと、例えば、本を買わずに図書館で借りる、フォトフレーム作りの様にダンボールを再利用する。(3リサイクルは、ゴミを分類して資源として使う、など子どもたちにわかりやすい例で説明してくれた。また、川崎市もリサイクルしているものにプラスチック製容器包装物(プラマーク)とミックスペーパーがあり、プラスチックの方は、プラスチック板材に、ミックスペーパーは、トイレットペーパーに再利用していると見本を示して説明された。

いよいよ、3Dフォトフレーム作りだ。説明とお手伝いは、同じエコ未来館の林さん、上野さんら三人で行なった。ダンボールを予め枠取りしてあって、ボンドで化粧紙やマスコット、飾りをつけるもの、みんな真剣なまなざしでとり組んでいた。市内宮前区から来た若いお母さんは三人の子どもをつれての参加、これで夏休みの宿題の題材に悩まなくても済むと云っておられたのが印象的だった。作った工作物は、新聞紙で作ったエコバッグに入れて持ち帰った。丁度、工作が終わったあと、エコちゃんずが待ち構えており、めいめいに記念撮影をして終わった。サイエンスフェスタは、沢山の体験実験や工作、催し物があって、夏休みの子どもたちが一日中楽しめるように工夫されている。

メモ

・かわさきエコ暮らし未来館:川崎市川崎区浮島町509-1 浮島処理センター内 044-223-8869

・東芝科学館;川崎市幸区小向東芝町一番地 TEL.044-549-2200  
3Rの講習を行なう橋本さんたち

3Rの講習を行なう橋本さんたち

りユース材の3Dフォトフレーム

りユース材の3Dフォトフレーム

毎回36名で講習を受ける子どもたち

毎回36名で講習を受ける子どもたち

川崎市幸区東芝科学館(第3回サイエンスフェスタ
宮島 賢治
シニアリポーターの感想

 レジ袋を貰わないのは承知していたが、給食を残さず食べる、本は買わずに図書館で借りるなどわかり易い3Rの説明、子どもたちと今日教わったリサイクルの大切さを忘れず分別回収に心がけます。