山口勝弘(前衛芸術家、その後ビデオを駆使した制作からメディアアートの先駆者に)
今年90歳をむかえた氏は、レセプションにてしっかりとマイクを握って話す。その姿が会場のモニターに写し出された。残念ながら音声の不備でスピーチは聴けなかった。
資料によれば、氏は20歳の時に37歳の岡本太郎と出会う。太郎は新しい分野の芸術家たちに惜しみない支援を行った。その太郎の精神を受け継ぎ、時代に先駆け独自の表現を確立したアーティストとある。今回の展覧会はその山口と、次世代をつなぐ現代アーティストが集結した作品展である。
開催期間2017年11月3日~2018年1月28日まで。
休館日:月曜日
会場:川崎市岡本太郎美術館の常設展示室
時間:9:30~17:00(入館16:30)
展示サイト:当サイトトップページの岡本太郎美術館バナー広告から。
関連イベント多数あり。お問い合わせは
〒214-0032 川崎市多摩区枡形7-1-5
TEL:044-900-9898 FAX:044-900-9966
メディアアートとは
コンピューター性能の飛躍的な向上と社会への普及を背景に登場した、新しい芸術表現。コンピューター・グラフィックス(CG)などのデジタル映像や音響を組み合わせたマルチメディアアートや、鑑賞者が触れたり、動いたりすることで作品自体が変化するインタラクティブ(双方向)アートなどが生まれている。(知恵蔵の解説より)
近年一般人になじみ深いものに、プロジェクションマッピングがある。
メディアアートの先駆者、山口氏
山口の作品「川崎」
幸村真佐男(右)自作の前で。
森脇裕之作、人影がアートに。
吉本興行の明和電気作
うごめく、気膜ロボット
常設会場に、様々な仕掛けが施され、美術館の職員さんや学芸員の方々は作品設置に苦労されたと想像できる。その甲斐あってか、来場者は大変楽しめるかと思います。