もったいないから始まった
着なくなった着物を裂いて紡ぎ、織物の糸として使う、独特の風合いをもつ「さき織」と呼ばれる織物、「もったいない」から始まった。着物をほどき糸にする工程が一番大変で、時間を見つけては糸づくりに励む。将来は織ったものを工房内で加工し、オリジナル商品として、世に出したいとオーナーの「Boro」さんの理想は高い。
自分だけの大切な時間と場所を提供
Boroさんは、元住吉を活動拠点としていたが、道具や物が家の中では納まりきらなくなった。そこで使われなくなった町工場を借りて改装し、自身の織物だけでなく、アクセサリー・バッグなど手づくり好きな人が集まり交流できるよう、会員制の工房としてオープンさせた。
会員になると、個人作品の制作工房としていつでも好きなだけ利用でき、作った作品の販売も可能だ。
玄人はだしの主婦作家が集まり、「使われなかった材料」を吟味し、「これとこれを組み合わせて」と作品どうしのコラボやアイディアを出し合いながら、情報交換をする場所となっている。
アトリエhumuhumu
東急東横線綱島駅徒歩15分
横浜市港北区綱島東6-9-20
ホームページ
https://humuhumu33.amebaownd.com/