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相模原市の木もれびの森と博物館と宇宙科学研究所

取材日 2016年08月05日(金)

M-Vロケット
M-Vロケット
宇宙船から見た地球(油井さん撮影)
宇宙船から見た地球(油井さん撮影)
 相模原市ウオーキング協会の早朝ウオーク(8時~11時半)「市立博物館・宇宙科学研究所(JAXA)見学 12Km 」 に参加した。本命はJAXAであったが、緑いっぱいの整然とした未来都市の相模原市が好印象だった。

木もれびの森ウォーク:集合場所の相模大野中央公園は、城壁のような石垣、松やケヤキの木立と広い草原、銀色の東屋、窪地の池など、とても立派であった。たくさんのトンボの飛翔は、昔懐かしい夏景色であった。
木もれびの森(平地の雑木林)は73haの相模原市緑道緑地で、途中の住宅地では人と自転車専用の小道を、教育の森という場所では木札に書かれた万葉集の歌を読みながら進む。良く整備され、明るく、歩きやすい。2時間後、到着した淵野辺公園には、トロンボーンを吹く人や家族連れが楽しそうに憩っていた。

相模原市立博物館(入館無料、月曜日休館、月曜日が休日の場合翌日休館)
地層、歴史、動植物などが展示されている。このあたりは戦時中、広大な軍用地であり、戦後に都市計画で造られた町であることを知った。
宇宙とつながる写真展」が開催されていた。註)9月4日まで
地球から見た宇宙:冬の高地で撮影された星空の写真群は崇高かつ詩的。
宇宙から見た地球:油井宇宙飛行士が宇宙船から撮影した地球、台風の眼、大阪の夜景など。宇宙に行った気分でワクワクドキドキ。
宇宙から見た宇宙:星が誕生している宇宙の場所、楕円形の宇宙など。宇宙の外側は?…も、もう考えられない。

宇宙科学研究所 (入館無料、年中無休だが休みとなる日もあり、確認の必要あり)
博物館の前にある。屋外展示は1985~93年に活躍したM-3S11ロケットと現在使われているM-Vロケット(長さ30.7m、直径2.5m)の2台。
館内展示は、小惑星探査機はやぶさ2号、月面探査ロボット、月探査周回衛星、宇宙工学実験探査機(飛天)等の縮小模型。1970~89年までの科学衛星の1/5サイズの模型がずらり。少しずつサイズが大きくなっている。
炎天下の3時間歩行の疲れと時代の最先端の最先端にすっかりおじけて、若い人たちに混じって説明を聞く気力は失せていた。
メークインのような小惑星いとかわの模型にほっとする。
535m×294m×209m…宇宙に浮かぶいとかわの実サイズである。


JAXA生協
(土曜日、日曜日、祭日は休み)
宇宙食やグッズを販売をしている。スペースカレーは540円。
広い素敵なレストランには、日本の一流シェフ監修の日替わり定食500円などなど。
味、量、価格・・・すべてグー!

博物館&JAXAへの交通:淵野辺駅南口から徒歩20分
相模原駅、相模大野駅から「相02系統バス」で「宇宙科学研究本部」下車5分
小惑星いとかわの模型

小惑星いとかわの模型

木もれびの森

木もれびの森

人と自転車を分離している歩道

人と自転車を分離している歩道

相模原市
勝野井 央子
シニアリポーターの感想

 街全体が雑木林の公園の中にあるような相模原市、人専用と自転車専用に分けられている歩道など先を行っている未来都市。素晴らしいと思いました。博物館とJAXAはもう一度落ち着いて行ってみたいと思いました。

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