シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

住環境・お悩みの駆け込み寺!

取材日 2016年07月01日(金)

相談員は総勢25名(交代制)中央に室長の中村さん。
相談員は総勢25名(交代制)中央に室長の中村さん。
溝ノ口丸井の裏手からすぐ
溝ノ口丸井の裏手からすぐ
 溝ノ口駅より徒歩5分、「一般財団法人川崎市まちづくり公社 ハウジングサロン」の無料相談所がある。ここには集合住宅や、戸建て住宅におこる諸問題に対し解決の糸口を見出してくれる専門スタッフがいる。住宅融資、助成金制度の案内も行っている。
 
■マンション管理相談の場合 火・木・土の予約制 
  管理組合の運営、管理規約、修繕積立金、長期修繕積立計画、大規模修繕工事、耐震などに関する問題は数の多い案件だ。窓口で相談を受け、現地相談が必要とされた場合は、2回を限度にアドバイザーを派遣してくれる。
 
■住宅相談の場合 火・土の予約制
  住宅(マンションの専用部分共)のリフォーム、バリアフリー・省エネ・シックハウス・空き家の利活用などの相談を受け付ける。戸建て住宅の場合もこちらで。
※相談時間は各曜日とも10:00~12:00/13:00~16:00となっている。

■住宅購入の場合も・・・
  業者からの重要事項説明の内容確認などしてもらう。素人では見落としていること理解困難な事柄などていねいな解説やアドバイスがもらえる。

■トラブルの相談の場合
  「香りの強い柔軟剤使用の洗濯物からのにおいに悩まされている」という相談、日ごろの不満を2時間余り相談員に話すことで気持ちがスッキリとなり、それで収まったという事案もある。騒音に関する相談も多い。
「こんな相談でもいいのかな?」と考える前に気楽に相談に来てほしいと相談員は話す。複雑な民事問題になってしまったものは、しかるべき専門家(たとえば弁護士など)を紹介するケースもあると言う。
 
 相談室には、建築、法律や、環境、生活などの専門書や資料が豊富に揃い、訪問者が自由に閲覧できるようになっている。住環境のトラブルは生活に密着してくるので、堅苦しくなく知識豊富なスタッフが丁寧に対応してくれることは大変心強い。駆け込み寺は身近にある。
相談窓口電話:TEL:044-822-9380(直) FAX:044-819-4320
 
【参考】マンション管理基礎セミナーを年2回開催している。
        9月3日(土)のセミナー 会場:エポックなかはら7F 10:30~15:00
テーマ
「標準管理規約の改正について」「大規模修繕工事の考え方について」
先着150名はすぐに埋まる。申し込みなど問い合わせは上記と同じ。
 http://www.machidukuri.or.jp/jsoudan/salon/
 
悩みは抱えずに訪ねてみよう。

悩みは抱えずに訪ねてみよう。

相談室はこんな感じです

相談室はこんな感じです

資料棚 自由に閲覧できます。

資料棚 自由に閲覧できます。

取材同伴者名:升田尚子
東急・JR武蔵溝ノ口駅より徒歩5分 クレール溝ノ口2F
石渡一美
シニアリポーターの感想

 現在の場所に移転してからは地の利の良さから相談件数が伸びたそうであるが、まだまだ知名度が低いのが実情だとスタッフの方は話す。
 相談員の方は住宅、不動産物件、建築などを専門職としている方がそろっており、公的機関でもあるので、安心してデリケートな相談ができる。誰しも住宅には巨額を投じており、安心な暮らしを望まないものはいない。

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